二世帯住宅は、二世帯が仲睦まじく、賑やかで楽しいイメージに憧れて二世帯住宅を建てる方も多いのではないでしょうか?
でも実際は。。「二世帯住宅は気を遣う事も多く、ストレスが溜まりお互いに疲れてしまう」といった声は沢山あります!
二世帯が一緒に暮らすと、やはりそういった問題が多いのが現実です。。!
しかし、その問題は二世帯住宅の間取りで解決出来てしまいます!!
二世帯での暮らしがうまくいく間取りにすれば、ストレスゼロでの二世帯住宅ライフになるんです*
今回は、そんなストレスゼロの二世帯住宅のアイデア&間取りでうまくいく方法をご紹介します!
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二世帯住宅での暮らしはストレスがたまる!?
二世帯住宅は世代の違う家族が一緒に暮らします。
生活時間も違えば食事の好みも違う、ライフスタイルが全く違う家族が同じ家に暮らしている様なものです。
でも、それをみんなで合わせようとするのは、かなり大変ですしお互いのストレスの原因になります。
家族全員の意見や行動が一致する事が難しいのは当然の事です!
二世帯住宅では、さらに大人数の二世帯それぞれがお互いに気を遣いながら、我慢をしたり譲り合ったりして暮らしていきます。
でも、家はせっかくくつろげる場所なのに、気を遣ってばかりでは居心地が好くありませんよね。。?
しかも、それが毎日の事だったら尚更です。
そんな二世帯住宅でのストレスは”間取り”が大きく関係しています!
ストレスがたまる二世帯住宅の間取りとは?
では、二世帯住宅ではどんな事がストレスになるのでしょうか。
二世帯住宅で多い、ストレスの溜まりやすい間取りをあげてみましょう!
①水回りが共有の場合
水回りが共有の場合、とにかく“思い通りに使えない”事がほとんどです。
今はトイレは一軒に二つある事が多いのですが、それでも家族が多いとトイレの使用回数は増えます。
忙しい朝の時間帯などは、争奪戦です。
また、お風呂は生活時間が違うと何度もお湯を沸かしたり、深夜に帰宅すると気を遣って使用を控えたりもします。
気を遣ったり譲り合ったりする事は大切ですが、それが毎日となると、ストレスが溜まってしまうのは当たり前です。
②リビングが共有の場合
リビングが共有の二世帯住宅の場合、好きな時に知人や友人を呼びづらいです。
お客がリビングにいる間は、もう一方の世帯はなかなかリビングに入りづらいものです。
また、自分のお客が来ている間は、他の家族には遠慮してもらいたいものですよね。。!
そうすると、どちらかに来客があるとお互いに気を遣わなくてはならないので、家であまりくつろげません。
それ以外にも、リビングダイニングが一緒だと、リビングでゆっくりダラダラと寛ぎたいのに遠慮してしまったり。。
ゆったりとした自分の好きな時間が確保しにくくなるのもストレスの原因になります。
③完全分離型の場合
お互いに程よい距離が魅力的ですが、まったく関わらないと二世帯住宅にしたメリットがありません。
完全分離型の二世帯住宅でも、ある程度の交流があった方が気持ちが伝わりやすく、人間関係もスムーズにいきます*
ただし、合鍵は交換しないようにしましょう!
合鍵の交換は最も多い二世帯住宅のトラブルの原因です!
二世帯住宅で暮らしがうまくいく方法アイデア*
では、二世帯住宅でうまくいくにはどんな部分に注意すれば良いのでしょうか?
二世帯住宅で暮らす時におすすめのアイデアをご紹介します!
①光熱費を別々にする
完全分離型の二世帯住宅でも、光熱費の支払いは折半にしている場合が多いです。
でも、世代や生活スタイルが違えば、入浴の方法も電化製品の使用頻度も違います。
すると、どちらかの世帯の使用量が多いのに、料金が折半だと不公平です。
普段はそれで問題がないかもしれませんが、ふとしたトラブルがあると、金銭面でシビアになってしまう場合も多いです。
メーターの設置など初期費用は掛かりますが、光熱費は別々にしたほうが確実にトラブルは避けられます!
⇩電気契約を分ける方法はこちらを参考に♪⇩
②設備を別々にする
同居型の二世帯住宅でも、洗濯機やテレビなどの家電製品を別々にすると、時間を気にしないで使えます。
また、親世帯の部屋にミニキッチンがあると、好きな時にお茶をわかしたり、自分の部屋で軽く食事を取れたりもします。
人間関係のストレスが多い同居では、一人の時間が多いほど気持ちにゆとりが持てるので、上手に一人時間を作れる工夫をしましょう*
⇩便利なミニキッチンについての詳細はこちら⇩
③親世帯の住居
上下分離型の二世帯住宅の場合、一階に親世帯が住む場合がほとんどです。
しかし、二階の方が騒音が気にならないし日当たりがいいので、実は親世帯にとっては二階の方が暮らしやすいのです。
ただ、親世帯にとって二階への昇降は、かなりの負担です。
そこで最近は、一般家庭にもエレベーターの設置が増えてきています。
設置費用もお手頃になってきているので、検討する価値は十分にあります。
⇩二世帯住宅のエレベーター費用について詳しくはこちら⇩
二世帯住宅でうまくいく間取りアイデア5選*
①上下完全分離型の間取り
(引用元:http://xn--nbk520gdka5zu9ngzmmqehz8k.com/wp-content/uploads/2015/10/46tnisetai1020.jpg)
二世帯住宅で最も多い”騒音トラブル”。
寝室の上がお風呂などの水回りの間取りの場合、かなり音が伝わりお互いのストレスになります。
それに比べ、上下が全く同じ間取りだと、騒音トラブルが少なくなります*
②玄関ドアが分離された間取り
(引用元:https://xn--nbk520gdka5zu9ngzmmqehz8k.com/)
最近ではメジャーになりましたが、玄関が別なだけでもプライバシーは大幅に守られます!
こちらの間取りは玄関の場所は一緒ですが、ドアが別々なので帰りが遅くなるなどしても気が楽ですね♪
③平屋の二世帯住宅の間取り
(引用元:https://xn--nbk520gdka5zu9ngzmmqehz8k.com/)
平屋でも二世帯住宅は可能です!
平屋だと騒音トラブルは少なくなりますし、お互いのプライベート空間の距離を保つと、ゆっくり一人の時間も取れて気分が楽です*
④玄関の位置を離した間取り
(引用元:https://xn--nbk520gdka5zu9ngzmmqehz8k.com/)
左右分離型の二世帯住宅の間取りですが、それぞれの玄関の位置を離すことによって、よりプライベート感が強くなります。
今話題の隣居スタイルにほとんど近いカタチなので、お隣さん感覚で生活が可能な二世帯住宅の間取りです!
⑤外階段のある二世帯住宅の間取り
(引用元:http://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/nisetai/plan_data/plan06.html/)
こちらの間取りは外階段で上下分離されているので、アパート感覚でストレスなく暮らせる二世帯住宅の間取りです*
階段の上り下りも意外に音が響くので、外階段のメリットは大きいですね!
今回のまとめ
何かとストレスが多いイメージの二世帯住宅ですが、間取りやアイデアによっては随分と暮らしやすくなります!
せっかく建てる二世帯住宅、ストレスが溜まって後悔しないために、間取りや暮らし方はしっかりと検討するべきです。
場合によっては費用がかかる事もありますが、それで家族が楽しく暮らせるならば、必要経費として割り切った方が長く楽しく暮らせるかもしれません*
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