二世帯住宅は間取り作りで広さの差が出る!45 坪の実例集*




二世帯住宅の平均的な広さである、と言われる『45坪』の間取り。

45坪と言われても、どれくらいの広さなのか、何部屋くらい確保できるのか。。。

共有部分を作るのか作らないのか。。。必要な部屋の数によって間取りは様々です。

でも『とりあえず45坪位で人気の間取りとはどんなものか?』気になりますよね!

今回は、この”45坪”に焦点を当てて、二世帯住宅についてご紹介したいと思います*

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二世帯住宅*45坪でどんな間取りができる?!

これから住宅の購入をご検討されているみなさまが、大きく気になっている点を挙げるとすると。。。

【土地の広さ(坪数)・建物建築に関する費用】ではないでしょうか??

一般的な一戸建ての理想坪数は20坪からといわれており、完全分離の二世帯住宅の場合には約20坪×2世帯分の土地が必要となってきます。

 

二世帯住宅の場合、各世帯のプライバシーを十分に保てるスペースを確保するためには50坪~60坪はあると理想です。

しかし、費用面やその立地条件などで必要な土地の広さを確保することは大変なことですよね。。。!

実際のところ、二世帯住宅の平均坪数は40~50坪であるというデータがあります。

 

今回は二世帯住宅の平均的な土地の広さ「45坪」に焦点をあてて、快適な二世帯住宅を手に入れるためのヒントをご紹介していきたいと思います!!

 

 

45坪で平均の部屋数は??

まず、45坪の広さの土地をどのように使うかを考えてみましょう。

二世帯住宅を建てる際には、

  • 玄関
  • キッチン
  • リビングダイニング
  • お風呂
  • トイレなどの水回り部分

など、【どこまでを共有部分として設けるか】が課題になってきます。

また【プライバシーを確保できる部屋数はいくつ必要か】を考えることも重要になってきます!

 

まずは。。。

親世帯のご夫婦2人、子世帯のご夫婦2人と子ども2人の一般的な二世帯住宅の家族構成の平均値を例に挙げて、玄関のみ共有する場合の必要な部屋数を考えてみましょう!

 

間取りの部屋数の考え方

完全分離型の二世帯住宅を建てる場合を例に考えてみます。

 

《親世帯》

まず親世帯です。

  • ご夫婦の主寝室
  • LDK
  • 浴室
  • トイレ

が最低限必要となってきます。

 

《子世帯》

そして子世帯をみていくと、

  • ご夫婦の主寝室
  • 子供部屋1~2
  • LDK
  • 浴室
  • トイレ

が必要となってきますね。

 

二世帯住宅の建物について

次には45坪の土地に建てる建物の建て方も考えてみましょう。

最近は、親世帯が1階、子世帯が2階というように、建物の上下で分ける建て方が一般的です。

土地の広さを十分に確保できない場合などの際には、3階や4階建てなどの建物にすることで床面積を上方向に広げ、土地の狭さをカバーする方法もあります。

 

他には建物の左右で世帯を分ける”隣居型”という二世帯住宅の建て方もあります。

こちらも、近年じわじわと人気が出ている二世帯住宅のカタチです*

 

このように、建て方の違いによってもそれぞれのご家庭に合わせた間取りは様変わりします。

それぞれの世帯の生活パターンや将来のライフスタイルの変化なども考慮しながら、自分たちに合った間取りを考えるのが二世帯住宅で失敗しないためのポイントです*

 

 

45坪の理想的な間取り7選*

ここからは、二世帯住宅の平均的な土地の広さである「45坪」の土地に建物を建てた場合に、どのような間取りにすることができるか実例をご紹介していきたいと思います!

是非間取りづくりの参考にご覧下さい♪

 

間取り①


(引用元:http://理想の間取り.com/

こちらの間取りは各個室を除く部分が全て共有部分にあたる二世帯住宅です。

共有部分を広げることで、それぞれの個室の広さも十分に確保できている例です*

 

間取り②


(引用元:http://二世帯住宅間取り.com/

こちらは、1と同様に各個室を除く部分が全て共有です。

玄関を入るとすぐに1階には和室の主寝室、浴室などの水回りと2階にのびる階段がもうけられています。

玄関から直接それぞれの個室へ行けること、水回りの位置も配慮されているので、互いの生活音が気になりにくい間取りとなっていますね!

 

間取り③


(引用元:http://二世帯住宅間取り.com/

 

こちらは玄関もわける完全分離型の二世帯住宅です。

1階部分が親世帯、2階と3階が子世帯になっており、1階と外階段からあがった2階部分にそれぞれの玄関が設けられており、世帯間のプライバシーはかなり確保できる構造です。

3階建てにすることで、必要な部屋数を確保できています!

 

間取り④


(引用元:http://www.megasoft.co.jp/

こちらは、玄関と浴室が共有で建物1階と2階で世帯スペースを分けている間取りです。

玄関を入ると右手に共有部分の浴室、2階へあがる階段が設置されおり、

反対側に親世帯のプライベートスペースも設けることによって、玄関の出入りや入浴の生活音の配慮がされています。

 

キッチン、リビングダイニングスペースを各世帯に設けることによって、各世帯それぞれのくつろぎのスペースも十分に確保されています。

1階の親世帯のリビングダイニングと和室で広々とした空間があるので、家族がそろって集まる時間もいいものになりそうですね!

 

間取り⑤


(引用元:http://www.megasoft.co.jp/

こちらは、各寝室を分けることを基本としている間取りです。

各個室以外は全て共有部分となっているため、家族の気配をいつでも感じられながらコミュニケーションが深まる間取りです。

共有部分の面積が広い分、部屋数も多く、個室には十分な広さが確保できています。

 

間取り⑥


(引用元:http://www.megasoft.co.jp/

こちらも各個室以外は共有部分となっている間取りです。

特徴的なのは、家の中心に1階と2階との空間をつなげる吹き抜けがあること。

家族の様子がわかりやすく、とても開放感があります。

 

しかしながら、玄関からは各個室へと直接進める動線も配備されており、家族間のコミュニケーションを深めながらも、それぞれの生活スタイルにマッチしやすい使いやすい間取りです。

 

間取り⑦


(引用元:http://plan.j-houseplans.com/

こちらは、建物の左右で世帯スペースを分けている完全分離型の二世帯住宅の間取りです。

それぞれの玄関を設けて、

  • 親世帯には主寝室とLDKに浴室を1階部分
  • 子世帯には1階にLDK
  • 2階部分に子世帯の各寝室

が設けられています。

お互いの世帯間、それぞれの家族間のプライバシー空間を十分確保できる間取りです。

 

 

今回のまとめ

「45坪」でできる二世帯住宅の間取り、いかがでしたでしょうか。

ご自身のご家族に合った間取りなどイメージできたでしょうか??

  • 家族構成
  • 必要な部屋数
  • 共有部分
  • プライバシー空間の分け方

これら一つが違うだけでもそのご家庭に合った間取りは実に様々です。

どこに優先順位をつけるべきか、立地条件や建築基準などの法的なものにも考慮しながら、土地を有効利用できるような間取り作りを心がけてみてください*

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