二世帯住宅で気になる事の一つは『建築費用』ではないでしょうか?!
二世帯住宅には、玄関水周りなど全ての空間設備をそれぞれ2つずつ持つ完全分離型。
一部を共用する一部共有型。
全てひとつずつの空間設備を家族みんなで共有する同居型があります。
二世帯住宅のタイプによって費用はどの程度変わってくるのかが気になりますよね!!
今回は、完全分離型と同居型の費用について細かくご紹介します♪
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同居型二世帯住宅の平均費用は??
二世帯住宅の平均の床面積と建築費用を見てみると。。。
二世帯住宅の平均延べ床面積は57坪、平均建築費用は3566万となっています。
(ちなみに単世帯の住宅の平均延べ床面積は43坪、平均建築費用は2625万です。)
このうち完全同居型の建築費用の平均は3200万円です。
部屋数は増えますが、設備は普通の一軒家と変わらないため、二世帯住宅だからといって、単世帯用の戸建て住宅比較しても大きく変わらない金額となっています。
それでも単世帯住宅の平均費用より約500万円程高くなっている理由は。。。
- 部屋数が増えることでドアや窓が増える
- サブの洗面台やミニキッチンなど水周りの設備が増える
ということが理由です。
完全分離型の平均費用は??
同調査によると完全分離型の平均費用は4009万円です。
完全同居型に比べ1.25倍もの差が出ています!!
費用が大きく違ってくる理由
水回りの設備
完全分離型の建築費用が高くなるのは、全ての設備が2つずつあるため当たり前なのですが。
特に大きな差を出しているのは、
- お風呂
- キッチン
- トイレ
- 洗面所
などの衛生機器と呼ばれる設備です。
施工費用
水回りは設備そのものの費用も百万単位でかかってきますし、付随して、
- 組み立て設置費
- 水道配管
- ガス配管電気設備配管
など、各種設備費がかかってくるため、必要な費用が多額となってくるのです。
逆に、二世帯住宅の費用が高騰して困っている方は、お風呂のみ共用など水周りを一部共用にすることで、大幅なコストダウンが可能となります。
『でもやっぱり水周りはそれぞれ独立させたい!!』という方は、
- 階段
- 外階段
- 玄関ドア
- 玄関の設備(床タイルやシューズクローク)
なども案外高値なものですので、そこでのコストカットも可能です。
玄関を一つにする、 階段を一つにする、ことでもかなりのコストダウンができます*
費用を削減するには相見積もりが効果的!!
二世帯住宅の建築を考え始めた皆さんは、すでにハウスメーカーに見積もりを出してもらっていますか??
プランを提案され見積もりを出してもらい明細を見ると、よくわからない名目の費用ばかりで混乱されると思います。。。
中には、大まかな明細のみで、詳細がわからないメーカーも多くあります。
費用を削減し、納得のいく家を建てるためには、5社程度は相見積もりを取る事が必要です!!
5社も見積もりを取っていると、お願いするハウスメーカーが決まるまでは、各社との打ち合わせでかなりスケジュールがきつくなりますが。。。
何よりも、マイホームは一生に一度の買い物です!!
一生に一度のマイホームで後悔しないためには、妥協も遠慮もしていられません!!
費用削減の方法*
まずは、見積もりの明細を見て、それぞれの名目が何を示している金額なのか、営業マンに納得いくまで質問しましょう!
そして各名目が妥当な金額なのかどうか、各社を比較して検討します。
最初から上乗せした金額を提示してきて、「100万円引きますから当社にしてください」といったセールストークを使うメーカーも多数あります。
数社に相見積もりをとることで、そういった上乗せ金額に惑わされにくくなります。
また、家を建て始めると、契約時から金額が増えるものです。
その場合にも、最初のプランにどこまでの設備が含まれていたのかを確認しておくことで、トラブルなく費用の増減に備えることができます。
ちなみに私は、相見積もりをとり、最も詳細な見積もりを出してくれる会社を選びました。
他の会社で建てた場合のほうが結果的に安くなった可能性もありますが、一 生に一度の買い物の家は自分が「納得できる買い物」をできるかどうかが、わずかな金額の増減よりも大事なポイントかなと考えて決めました。
ハウスメーカー決定の方法は、
- 費用
- 人柄
- 設備
- 安心感
- 信頼性
などなど、人それぞれあると思います。
それを比較するためにも、各社の話を聞いてみるのは必要な事なんです!!
二世帯住宅を比較するのであれば、二世帯住宅を得意としているハウスメーカーでの情報収集が一番です!!
二世帯住宅の経験がない工務店などを選んでしまわないためにも、見積もりは二世帯住宅専門のサイトで撮るのがオススメです*
ちなみに私も利用して、満足度が非常に高いサイトです!!
まとめ
今回は二世帯住宅の建築費用についてみてきました。
二つの家族が住まう場合、トラブルやストレスもつきものです。
せっかく二世帯住宅を建てたのに、お互いストレスを感じ、数年でどちらかが出て行ってしまう最悪のケースも少なくありません。
費用の面でも住みやすさの面でも、家族が幸せに住める後悔のない二世帯住宅を建てたいですね*
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