二世帯住宅で間取りを完全分離型にした場合、気になるのは電気代の分け方ではないでしょうか?
二世帯住宅だと、電気代や水道代、ガス代などの光熱費はどのように計算すれば良いのか困ってしまいますよね!
そもそも『電気契約を二世帯で別々に分けることが出来れば。。』と考える方もいるはずです。
実は。。電気契約は二世帯住宅で別にできるのです!
今回は、そんな二世帯住宅の電気代について*
- 二世帯住宅の電気代の平均金額
- 二世帯住宅の電気代によるトラブル
- 電気契約を分ける方法
- 電気代を分けるのにかかる費用
などの気になる情報をご紹介したいと思います!
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二世帯住宅の電気代の平均金額は?
一般的に、5人家族の1ヶ月分の電気代は、約13,000円です。
二世帯住宅での電気代の平均は18,000円程度、と言われています。
(もちろん季節によって変動はありますが。。)
ただし!電気代は家族の年齢や生活スタイルによって変わります!
仕事や学校に出掛ける平日は、日中の電気の使用量は減ります。
一方、休日で在宅時間が長くなると、電気の使用量は増えます。
また、家族の帰宅時間がバラバラだと、電化製品を使う回数が増えたり、深夜まで電気を使い続ける事が多くなります。
それに子供が学生だと、洗濯の回数も増えますよね?
高齢者はエアコンや暖房器具、電気ポットなど電化製品を使う機会が多くなります。
今は安全で便利な電化製品が多いので、気軽に使えますよね。
このように、二世帯住宅の電気代は、家族の年齢や生活スタイルによって様々です。
二世帯住宅の電気代によるトラブルが多い!
実は、二世帯住宅で起こるトラブルの中には”電気代”に関係する事も沢山あります!
例えば、二世帯住宅では契約を一つにして、電気代を折半する場合がほとんどです。
でも、電気の使用量は、どちらも同じになる事はほとんどありません。
大体、どちらかの世帯の使用量の方が多くなります。
すると。。。使用量が少ない方の世帯は、電気代を多く払う事になります。
それが、やがて不満に繋がって二世帯住宅のトラブルに!という話はよく聞きます。
一つの電気契約では、それぞれの電気の使用量は判りません。
そのため、お互いに平等に暮らすために折半という形を選ぶのですが、電気代の支払いについては事前によく話し合っておく事が大切です。
二世帯住宅で電気契約を分ける方法
実は、こうした電気代のトラブルが起こらないように、電気契約を分けるという事ができます。
ただ、そのためには分電盤や子メーターを設置しなくてはなりませんし、別途工事費用も掛かります。
でも、電気契約を分けると、元の電力も少なくて済むので、それぞれの基本料金は下がります。
支払いも別々になるので、気を遣う事もありません。
余分に費用がかかっても電気契約を分けて、トラブルの元を無くしてしまう、というのも一つの手かもしれないですね*
電気契約を分けるのにかかる費用は?
では、電気契約を分けるための費用はどれくらいかかるのでしょうか?
一般的には、二世帯住宅で電気契約を分けるには、設備費と工事費で20~30万円くらいかかります。
この費用は建築時から計画をしていれば、自然と予算に組み込まれるでしょう。
家族間のトラブルを避けるための、必要な費用として考えておくのも良いかもしれません!
住んでから電気契約を分ける事は可能?
電気契約は、住んでから分ける事もできます!
ただそれは、完全分離型の二世帯住宅のみと思っておいた方が良いでしょう。
完全分離型の二世帯住宅は、その他の設備も別々に設置されているので、工事もしやすいです。
その他の二世帯住宅でも電気契約を分ける事は出来ますが、設備費や工事費が高くなってしまいます!
どうしても電気代が二世帯間でのトラブルになってしまう場合は、住んでからでも”電気契約を別にする”という選択肢を考えてみてもいいかもしれませんね!
今回のまとめ
電気契約は両世帯で一つにまとめて、電気代を折半した方がお得だと思っている方は多いと思います。
ただ、二世帯住宅は家族の分だけ使用量が増えるので、基本料金が上がります。
また、生活時間が違うと、電化製品をまとめて使う機会が少なくなります。
電気ポットで何回も一人分のお湯を沸かしたり、洗濯も一人分だけしたりしていると、電気の使用量はどんどん上がっていきます。
でも、電気契約を分けると設備費や工事費がかかりますが、それぞれの基本料金は下がります。
それに、使用量についてトラブルになる事はありませんね!
二世帯住宅での金銭面でのトラブルは、お互いに気まずい思いをします。。!
そんなトラブルは出来るだけ避けたいですよね。
そのためにも、電気契約については家族みんなで、早めに話し合っておきましょう*
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