二世帯住宅で最も多いトラブルは、ズバリ”騒音”です。
なので、防音対策をしっかりしていないと、済んでからトラブルになり後悔することになるかもしれません!
この防音対策の必要性は、上下で完全分離型の二世帯住宅ならなおさらです!
二世帯住宅は、世代の異なる家族が一緒に生活します。
物音を出す時間も違えば、物音に対する感じ方も違います。
毎日の暮らしの中で、物音はどうしても出てしまいますよね。
では、上下の音はどのように防げばいいのでしょうか?
今回は二世帯住宅を建てる時に必須の防音対策アイデアをご紹介します!
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二世帯住宅は上下の防音がトラブルの元!
二世帯住宅で人気があるのは、上下分離型です。
そのほとんどが、
- 一階が親世帯
- 二階が子世帯
という二世帯住宅の造りになっています。
ただ、一階はどうしても二階の物音が気になります。
例えば、上の階の足音!
静かに歩いているつもりでも、二階の足音は一階によく聞こえます。
子供達が走り回っている時は、尚更です!
それでも親世帯は、家族だからと我慢をしがちで、知らぬ間にストレスを溜めてしまうケースが多いです。
防音対策が二世帯住宅では必須の理由
こうして騒音を我慢していると、お互いにストレスが溜まります。
親世帯は子世帯に気を遣い、騒音をなかなか上手く伝える事ができないため、騒音が原因で睡眠不足になったりします。
一方、子世帯は物音を出さないように気を遣います。
そんなストレスをお互いに感じながらでは、少しも気が休まりません。
そんな暮らしにならないために、二世帯住宅では防音対策がとても大切なのです!
二世帯住宅新築時の防音対策10選!
二世帯住宅で上下の騒音問題で困らないように、新築時からいろいろと対策を考えましょう。
この防音対策を行うのと行わないのとでは、住んでからの満足度が全くかわってきます!
これから新築を予定されている方は、是非チェックしておいて下さい*
①間取りは上下階同じにする
水回りは物音が出やすいので要注意です!
上下階同じ間取りだと、配管を一ヶ所にまとめる事ができ、工事費用も抑えられ一石二鳥です♪
②寝室の上にキッチンはNG!
上下階同じ間取りに出来ない場合でも、寝室の上にキッチンなどの水回りは避けましょう。
できれば、寝室の上は納戸やクローゼットなど、あまり足を踏み入れない場所にしましょう*
③二重床にする
子供部屋やリビングなど物音が出やすい部屋は、床板を二重に張ると効果があります。
その分費用は上がりますが、二世帯住宅での騒音ストレスの原因を排除できるのなら。。と考え、費用をかけるのは正しい選択だと思います!
④床の素材を選ぶ
二階の床は、できるだけカーペットや畳にしましょう。
手軽でコストが掛からない上に、将来リフォームがしやすいというメリットもあります*
⑤ドアに消音器具を付ける
引き戸には、ゆっくり閉まる“ソフトクローズ器具”を取り付けましょう。
その他のドアにも、消音効果のあるサポート器具を取り付けるだけで音の伝わり方は随分変わります!
⑥排水管も消音を!
水回りの排水管には、遮音シートを貼り付けましょう。
遮音シートは、二階の床下に張り付けても効果的です*
⑦親世帯の寝室への配慮
一階の親世帯の寝室は、玄関から離れた場所にしましょう。
玄関に寝室などの居室が近いと、玄関のドアの開け閉めにお互いに気を遣います。
⑧内階段の工夫
階段の昇降は、思っているより振動が伝わります。
どうしても間取り上階段が居室に被ってしまう場合は、踏み板にカーペットを貼ると消音効果があります*
⑨外階段の工夫
外階段は鉄骨製だととても音が響きます!
外階段のある二世帯住宅にする場合は、コンクリート製の階段がおすすめです*
⑩建築タイプを選ぶ
鉄筋コンクリートの方が、木造より断然音が響きません。
音の響きやすさは、建物の重さに関係します。
建築タイプを選ぶ時は、騒音問題もよく考えて決めましょう。
まとめ
毎日の暮らしの中で、物音はどうしても出てしまいます。
しかし、様々な二世帯住宅のアイデアを取り入れたり、お互いにゆとりのある気持ちを持てば騒音トラブルは抑えられます。
ストレスフリーな二世帯住宅のために、建てる時から防音対策はしっかり計画しましょう!
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