【完全版】二世帯住宅の種類*間取りやメリットデメリットまとめ




二世帯住宅と聞くとサザエさんの家庭のように一緒に住む同居型をイメージされる方が多いですが、実は今は二世帯住宅にはいくつも種類があります。

二世帯住宅を建てるとなったら、どんな種類や間取りがあるのかを把握しておくと家族会議もスムーズに進みます*

どんな二世帯住宅の種類にするのか、間取りはどうするのかを最初に話し合っておかないと、家づくりも成功しないかもしれません。。!

 

今回は二世帯住宅を建てる前に知っておくべき、

  • 種類
  • 特徴
  • メリットデメリット
  • 人気の間取り

についてまとめてご紹介します!

二世帯住宅と一言で言っても選択肢はとっても沢山あります。

そして、選択肢を知っておくことでより良い家づくりが可能になりますので、是非参考にして下さい*

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二世帯住宅の種類はこんなに沢山ある!

二世帯住宅と一言で表してもその住居は様々で、主に4種類に分けることが出来ます。

  1. 完全同居型
  2. 部分共有型
  3. 完全分離型
  4. 隣居型

 

今回は、この4種類の二世帯住宅の《特徴・間取り・メリットデメリット》をそれぞれ詳しくまとめて紹介します!

 

①完全同居型

特徴やポイント

サザエさんの家庭のように一つの家で2家族が住むスタイルです。

二世帯住宅と言えばこのスタイルが以前は主流でしたよね。

完全に一個のお家に二世帯が同居している二世帯住宅の種類です*

 

間取り実例

《セカンドリビングを取り入れた完全同居型の間取り》

(引用元:https://www.noblehome.co.jp/lineup/tomonisu.html)

広めのセカンドリビングを2Fにつくることで子世帯だけでの団らんの時間を確保できる間取り。

1Fには和室もあるので親世帯もゆっくり過ごすことが出来ます。

 

《収納たっぷりの完全同居型の間取り》

(引用元:https://searshome.co.jp/product/cocostyle/coco03/)

完全同居型でも2Fに3帖ながらもファミリーホールを設けています。

ここにワークスペースとしてテーブルをつけておくとさらに無駄がなくなりそうですね*

また脱衣所にありがちな洗面台を独立させているところはぜひマネしたいポイント!

トイレも2Fにあるので、朝の時間も混雑せずに使えたり、夜に下に降りなくてもいいのでストレスフリー。

脱衣所に洗面台があると、誰かがお風呂に入っているときはなかなか使えないのでストレスになることが多いので、よく考えられた間取りですね♪

 

《子世帯にも洗面台を設けた賢い間取り》

(引用元:https://homes.panasonic.com/common/nisetai/yugo.html)

二世帯住宅を建てた後で多くの方が後悔するのが収納。

子世帯だけが使える収納スペースも作っておくのがお勧めです*

また2Fに洗面台があるとゆっくり支度も出来てストレスフリーなので最近人気になっています。

 

完全同居型のメリット

  • 家族を常に近くに感じられる
  • 子守りをお願い出来たり、共働き家庭の場合は親世帯に家のことをお願いできる
  • 親に何かあったときにすぐに気が付ける
  • 生活費や工事費が他の二世帯住宅に比べて安くすむ
  • 共有部分が多いので土地が小さくても余裕のある家を建てられる

 

完全同居型のデメリット

  • 光熱費や食費をどう負担しあっていくか決めておかないとお互いストレスを抱えることも
  • 一人の空間が自分の部屋しかない
  • 好きな時間にお風呂に入りにくい
  • 近くにいすぎてストレスを感じて関係が悪くなることも。。

 

②部分共有型

特徴やポイント

玄関やお風呂は1つのものを使い、リビングやキッチンはそれぞれの家族のものがあるなど、一部分を共有するスタイルを部分共有型といいます。

ほどよい距離間を保てるので、二世帯住宅でも家族関係で揉めることが少なくなるのが人気のポイントです。

 

間取り実例

《吹き抜けがあり家族を常に感じやすい部分共有型の間取り》

(引用元:http://kotobukitochi.jp/houseplan/nisetai.html)

玄関とお風呂を共有にし、キッチンは二つある間取りです。

二階には洋室と和室を多くあるので、そのうちの一つをセカンドリビングにして使うとほどよい距離感を感じつつ、それぞれの世帯で過ごすことが出来ます。

キッチンは女の城と言われており、妻の親世帯との同居であれば一つでも問題ありませんが、夫世帯の同居であればキッチンは二つあったほうが無難です。

 

《ウッドッキを両世帯につけた間取り》

(引用元:https://www.sxl.co.jp/products/tasedai/plan2.html)

玄関とお風呂は共有し、それぞれの世帯にウッドデッキがついた間取りです。

ウッドデッキも反対側でつくることでプライベートな外の空間を満喫できるようになっています*

ダイニングからウッドデッキが延長しているように見えるので、部屋も広く見えるのもポイント!

 

《変形で小さい土地を有効活用した三階建ての二世帯住宅の間取り》

(引用元:https://www.liberty-home.biz/column/976/)

変形地で狭いから二世帯住宅は難しいかも…とあきらめてしまう方もいるかもしれませんが、工夫をすれば快適な二世帯住宅を建てることが出来ます。

こちらは玄関だけ共有している3F建ての二世帯住宅の間取りです。

1Fと2Fはあえて寝室を設けず和室で寝るスタイルにすることで有効活用しています。

 

《玄関と中庭を共有する完全分離型に近い間取り》

(引用元:https://www.sxl.co.jp/products/tasedai/plan1.html)

玄関とホールは共有なので完全分離型に近い間取りです。

中庭に向かって二世帯のダイニングを取り入れることでお互いの生活を感じることが出来ます。

それだけでなく、日当たりがよくなり開放的な雰囲気になるのでお勧めです*

子世帯の子供部屋は将来的に二つにわけられるようになっているのもマネしたいポイントですね♪

 

部分共有型のメリット

  • ほどよい距離感を保てる
  • 共用部分にいつでも行きやすい
  • 完全分離型よりも建築コストを抑えらえる

 

部分共有型のデメリット

  • 共用部分を使う時に気を使う時もある
  • 共有する部分によってはストレスなどの失敗例も。。!

 

 

完全分離型

特徴やポイント

建物は1つでも中の空間は別々に独立している二世帯住宅を完全分離型といいます。

玄関やキッチン、水回りも別々なので生活スタイルが親世帯と違う場合にはお互いストレスなく暮らすことが出来るのでお勧めです*

  • 二世帯のシェア空間をつくる
  • 相手世帯につながる通路を自由に行き来できるようにする
  • 鍵がないと入れないようにしてプライバシーを確保する

など、完全分離型と言っても様々なタイプがあります*

 

間取り実例

《玄関の場所も工夫がされている完全分離型の間取り》

(引用元:http://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/nisetai/plan_data/plan10.html/)

玄関もお互いが気にせず出入りできるような工夫がされています*

同じ位置にお風呂や水回りを持ってくることで騒音問題もクリアにしている間取りです。

 

完全分離型のメリット

  • お互いプライベートをキープできてストレスフリー
  • 生活スタイルが違っても迷惑をかけずに済む
  • 間取りや生活スタイルが自由自在

 

完全分離型のデメリット

  • 間取りによっては相手世帯の生活音が気になってしまう
  • 二世帯間のコミュニケーションがあまりとれない
  • ランニングコストがかかる
  • 家2軒分の費用が掛かる

 

④隣居型

特徴やポイント

敷地内で別の一戸建てに住む隣居型は最近人気が出てきています。

それぞれの世帯が独立して住んでいるため、プライバシーが確保されてストレスフリーで二世帯での生活を楽しめるのが人気のポイント!

両方の親世帯と住むことを考えて、隣居型を選ぶ方も多いです。

敷地と資金があれば一番ストレスなく生活していけるスタイルでお勧めです。

 

間取り実例

《中庭を囲む3世帯隣居の間取り》

(引用元:http://www.interstation.co.jp/gradire/sansetai2)

親世帯の家は平屋にして移動しやすいように配慮されています。

また戸建てに住んでしまうとなかなか集まる機会がないので、中庭を共有することで外でBBQやお茶をして集まれるように工夫されています*

 

《バルコニーでつながる左右分離の2棟の間取り》

(引用元:http://sfc.jp/ie/lineup/nisetai/case3/)

敷地内で店舗を経営したいという方はこんな間取りはいかがでしょうか?

完全に独立した2棟の家だとさすがに二世帯の意味がなくなっちゃいそう…と感じる方は、2Fにサロン兼連絡通路を付けるという方法もあります*

 

隣居型のメリット

  • 独立した一戸建てなので気を使わなくて済む
  • 生活スタイルが違っても迷惑をかけない
  • 友人や子どもの友達を呼びやすい
  • 将来的に賃貸として貸しやすい

 

隣居型のデメリット

  • かなり広い土地が必要
  • 建築費用が高くなる
  • 光熱費がかかる
  • なにかあったときにすぐに気づけない

 

 

今回のまとめ

二世帯住宅にはいくつかの種類があり、値段や必要な土地も変わってきます。

最初の段階でどのような生活を送っていきたいのかを話し合うことで、後悔しない二世帯住宅を建てることができます*

親世帯・子世帯ともに住み心地が良く今まで以上に快適な暮らしが出来るように、手を抜かず間取りやプランを考えていきましょう!

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失敗しない家づくりのためには【情報収集】がとても大きなポイントになります!

情報収集を怠ると、住んでから後悔。。なんて事になりかねません。

ハウスメーカーのカタログや資料、見積もりはできるだけ沢山集めて比較しましょう!

 

ハウスメーカーを比較する事で、

■各社の提案力の違い

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などが、ハッキリと見えてきます。

 

後々後悔しないために、今出来る事は全て行いましょう♪

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