二世帯住宅は”同居”というイメージが強いと思いますが。
今は、本当に様々な種類の二世帯のカタチがあります!!
そして、最近では”同居”という感覚を無くしてしまうような二世帯住宅が人気です!
今回はそんな二世帯住宅の種類を、メリットデメリットと合わせてご紹介したいと思います*
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二世帯住宅の種類
そもそも二世帯住宅とは。。。
“親と子の二世帯が一つ屋根の下で生活をしている住宅”の事です。
そして、その二世帯住宅の中にも、様々なタイプがあります。
《同居型》
(引用元:https://searshome.co.jp/product/cocostyle/coco02/)
寝室以外の設備をすべて共用するタイプです。
キッチンや浴室、トイレなどを二家族で使用するタイプの間取りになります*
~メリット~
- 一軒分を二家族で使用するので、費用が抑えられる。
- 大家族ならではの賑やかさと安心感がある。
~デメリット~
- トイレや浴室などの共有部分が使いづらい。
- 帰宅や食事の時間が合わないので、騒音が気になる。
- プライバシーが守りにくい。
《一部共有型》
(引用元:http://nisetaijutaku.up.n.seesaa.net/)
設備の一部のみを共有するタイプです。
例えば、リビングは一緒でも、玄関やキッチン、トイレは別にする二世帯住宅のカタチです*
~メリット~
- 共有スペース以外は、それぞれの好きな間取りを選べる。
- 共有部分の光熱費を抑えられる。
- プライバシーを守りながらも、気軽に行き来できる。
~デメリット~
- 共有部分以外はそれぞれの設備が必要なので、同居型に比べて建築費用が掛かる。
- 共有スペースの中だけでも、意見がまとまらない事もある。
- 行き来がしやすい反面、プライバシーが守られない事もある。
《完全分離型》
(引用元:https://二世帯住宅間取り.com/)
外観は一軒ですが、内部でそれぞれの住まいや設備が完全に独立しているタイプの二世帯住宅です*
住まいは、上下や左右に分かれています。
~メリット~
- それぞれの生活スタイルを確保できる。
- プライバシーが守られやすい。
~デメリット~
- それぞれの設備が必要なので、費用は二軒分掛かる。
- 間取りによっては、広い土地が必要な事もある。
二世帯住宅のカタチは様々ですが、それぞれのメリットデメリットを踏まえて、いかにデメリットを抑えられるかが、失敗しないポイントになります!
今人気の二世帯住宅のスタイルは?
このように様々なタイプが選べる二世帯住宅ですが、かつては同居型がほとんどでした。
幼い頃は、おじいちゃんやおばあちゃんと一緒に暮らした思い出のある方も多いのではないでしょうか?
では、どうして今は二世帯住宅の種類が増えたのでしょうか。。?
それは、同居型で起こる問題が、重要視されるようになってきたからです。
同居型では、世代の違う二つの家族が一緒に暮らします。
キッチンで一緒に料理を作り、トイレもお風呂もみんなで順番に使います。
また、みんなで一緒にテレビを見ながらくつろいだりします。
そんな賑やかな暮らしは、とても楽しそうに思われますが。。。
一方で、世代が違うと、それぞれの生活習慣も違います。
起きる時間も帰る時間も、食事の時間も違います。
すると、何度も食事を用意しなくてはならなかったり、寝静まった頃に誰かのシャワーの音が気になったりという問題が起こってきます。
また、そんな生活習慣を同じ時間にまとめようとするのは、無理と言ってもいいでしょう!
そんな暮らしを続けていると、みんなストレスがたまってしまいます。
でも同居型では、食事の時間や物音が気になっても、お互いに我慢をしなくてはなりません。
そこで、同居型の賑やかさを大切にしながらも、家族が心地好く暮らせるようにと、いろいろな二世帯住宅のタイプが考えられるようになったわけですね♪
その中で、今一番人気があるのは【一部共有型】です。
もちろん、同居型を選ぶ方も多くいらっしゃいます。
また完全分離型は、よりストレスが少ないタイプとして人気があります。
でも、それぞれの生活習慣を保ちながらも、程よく行き来できる一部共有型が、費用も抑えつつ、ストレスも控えめです。
そんな一部共有型を選ぶ方は、今とても多いのです!
お互いの世帯が無理なく生活でき、金銭的にもお手頃な一部共有型はこの先も人気の二世帯住宅のカタチとなっていくでしょうね♪
今回のまとめ
同居型も完全分離型も、それぞれの良さはあります。
世代間の文化の違いも楽しみたいし、でもお互いに気を遣う部分はできる限り少なくしたいですよね!
そんな同居型と完全分離型の良い所を少しづつ取り入れた一部共有型は、とてもバランスのいい二世帯住宅のカタチです。
どの二世帯住宅のタイプを選ぶのかは、その家庭によって様々ですが、みんなが心地好く暮らせるといいですよね*
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