二世帯住宅をご検討の皆様は《お風呂の共有の間取り》について、いかが思われますか?
一日の疲れをとるリラックスタイムのお風呂、入浴タイムはゆっくり落ち着いて過ごしたいものではないでしょうか。
でも考えてみてください、お風呂を別々にした時の予算のこと!!
予算に余裕のあるご家庭なら特に気にすることはないかもしれません。
でもお風呂を1つ設けるのと2つ設けるのと、費用面ではかなりの差が出てきてしまいます!
今どきのシステムバスを選んだ場合、100万円近い費用の差が。。。!!
あなたなら、お風呂を共有しますか?しませんか?
今回は、二世帯住宅のお風呂の間取りでの失敗談を踏まえて。。。
『お風呂共有はどうなの?!』という疑問を解決していきたいと思います♪
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お風呂共有の二世帯の間取りはやめた方がいい?!
では早速、お風呂を共有した場合に起こりうる事例を考えてみましょう。
お風呂に入る順番や時間でトラブルに?!
比較的日中の在宅時間が長い親世帯と働き盛りの子世帯、生活リズムの時間の差ってかなり出てきますよね。
夕方早い時間に家にいることができる親世帯が先に入浴をすませ、
子世帯がそれより遅い時間に帰宅してから入浴をすることになるお家が二世帯が多いのではないでしょうか??
自分の後に順番を待っている家族がいると思うと、ゆっくり気兼ねなく入浴できるでしょうか。。。??
また、「何時に予定があるから、それまでに入浴を済ませたい!」と思ったときに誰かがお風呂に入っている。
なかなか上がらない。。。イライライライラ。。。!!とか。
そして、先に入浴を済ますことができる親世帯にとっては、
「○○はいつになったらお風呂に入るのか、保温しておくにも高熱費が無駄になってしまう。」など。
お互いの入浴時間が気になり、入浴時間に対して口を出してしまうといったことがあり得ることですね!!
私だったら、
- 順番待ちでイライラしたくない
- 入りたいときに気兼ねなく入浴してリフレッシュや癒しの時間にしたい
と思ってしまいます。
では、他には《お風呂共有の間取り》でどんな失敗があるのか??
実際の体験談をみてみましょう!!
みんなの失敗談まとめ
《Aさんの場合》
Aさんご夫婦はご主人のご両親と玄関・風呂共有の二世帯住宅にお住まいです。
Aさんご夫婦は共働きのため、毎日の帰宅時間が遅くなります。
帰宅後、夕食の準備をして、朝にはできなかった家事をしてやっとお風呂に入ろうとする時間は夜の11時頃。
その時間帯には、ご両親はすでに就寝されています。
物音をたてないように、抜き足差し足でお風呂場へ向かい、シャワーの水量も極力おさえて使う。。。
など、疲れをとるために入る入浴の時間がとても気苦労の時間になってしまったそうです。
《Bさんの場合》
息子さんの家族と、お風呂を共有するタイプの二世帯住宅にお住まいのBさん。
年頃のお子さんもいるため、朝もお風呂、夕方もお風呂。。。
そして夜遅い時間には、お仕事から帰ってきた息子さんやお嫁さんのお風呂。
一日中誰かがお風呂に入っている状態!!
光熱費もかさむのに、支払いは折半。。。なんか納得いかない!!
。。。と、光熱費のメーターを一緒にしてしまったために、使用料の差に不満が出てきてしまった例です。
《Cさんの場合》
Cさんは、ご主人のご両親と完全同居型の二世帯住宅にお住まいです。
一緒に同居する前は良好な関係を築けていると思ったので、完全同居型でも大丈夫だろうと思っていました。
。。。が!!
やはり、一緒に住むとなると、
- 義両親の入浴中に洗面所が使えない。
- 自分が入浴するのは一番最後にしてしまう。
- 掃除もやっておかなければ.。。。
と、色々気疲れが。
『せめて、自分の世帯用にシャワーだけでもつけておけばよかった。。。』と後悔しているそうです。
やはり、同居する親世帯の子の配偶者(子世帯の奥さん)の立場の方に、気苦労の負担がかかってしまうのですね。。!!
《Dさんの場合》
ご主人のご両親とお風呂共有です。
Dさんの入浴中に義理のお父様が間違って入ってきてしまったことが!!
こんなこともあるのですから、奥さんにとっては、お風呂の時間もなかなか心からゆっくり入っていられません。。。
このような失敗談を聞くと『やはりお風呂は別にした方がいいのか!』と思います。
でも、もしお風呂も共有するしか選択肢がなかったら??
共有部分で失敗しないために、必要な解決策を考えていきましょう!!
共有部分で失敗しないために必要なこと!
たまになら我慢できる些細な事も、毎日のこととなるとストレスが積み重なり、大問題へと発展してしまいます。
共有部分で重要なのは、お互いを思いやれるやさしさと気配り、そして明確なルール作りです。
そのために、二世帯の生活スタイルを見極めて設計段階からよく話し合うことが大切です。
気配りは家族それぞれが少し意識しなくてはいけないことですが、生活スタイルはプランニング(間取り)でカバーできるのです!
そのカギを握っているのはハウスメーカーの担当者なんです!!
この先の生活が掛かってるなんて、非常に重要な役割ですよね。。
まずは複数のハウスメーカーに間取りの提案をしてもらいましょう!
複数の営業さんから話を聞く事で、自分では気づけない観点からアドバイスをくれる事も多々あるかと思います。
そして、二世帯間の希望のずれの均衡をとってくれる力が備わっているかも、ハウスメーカーの担当者に問われる力量です*
今回のまとめ
二世帯住宅はプランニングの時から《二世帯間の暮らしと関係性》が決まると言われています。
そのために。。。
- いろいろな間取りを見ること
- 各ハウスメーカーの提案を比較すること
が、とても重要になってくるのです!!
共有部分にすることでコストの節約になる反面、かなりの失敗談も耳にしました。
お互いの生活スタイルをきちんと理解できてますか?
思いやりの心を持ててますか?
その間取りでの生活、我慢したり気をつかうことになりませんか?
いざ一緒に生活を始めたときのこと、しっかりシミュレーションしながら、経験者や施工担当者にもしっかり相談してプランニングを進めてくださいね!!
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